電気自動車とは?

電気自動車、EV(Electric Vehicle)は夢の自動車として近年非常に注目されている自動車で国産自動車メーカーからも数種類のEVが発売されています。

 

EVの構造はいたって簡単、小さいころに遊園地で乗ったゴーカートや子供のころに夢中で作った車のブラモデルと全く同じなのです。

 

動力を生み出す電気モーター、電気モーターを動かすための乾電池、電気を伝えるコード、オンオフを切り替えるスイッチとたった4つの主要パーツできているのがEVなのです。

 

エンジンや燃料系、点火系、吸気系、排気系など複雑な構造を持つレシプロエンジン車と比べても圧倒的に必要とする部品が少なく、メンテナンスもほとんどしなくてもよい、そしてガソリンや軽油も全く消費しないし、公害となる排気ガスや騒音を全く出さないとメリットだらけのEVはこれからどんどん普及していくかと思っていたのですが、今のところほとんど普及しないでいるのが不思議です。

 

EVが普及しない理由は大きいもので2つ、1つはかなり車両価格が高いこと、そしてもう一つが航続距離が短いことです。

 

EVは先ほど言いました通り非常に単純な構造となっているのですが、電気モーターやスイッチに当たる制御系はそれほどコストがかかりません。

 

しかしプラモデルやラジコンでいうところの乾電池であるバッテリーが非常に高価なものなのです。

 

それにはリチウムイオンバッテリーという特殊な電池を使っていることが要因となっています。

 

乾電池が数百円で買えるところ、携帯電話用のリチウムイオン電池が数千円するのもこのせいなのです。

 

EVの車両価格のほとんどがリチウムイオンバッテリーと開発費で構成されているとよく言わるのはこのためなのです。

 

そして航続距離もこのバッテリーの性能にかかわることなのですが、こちらは一回の充電で長距離走れなくてもまめに充電できる環境があればいいのですが、今のところこの充電環境がまだ整っていないのです。

 

結局、現在のところEVは近所だけを走る車として扱われており、そんな車に数百万円も出す方はあまりいません。

 

この二つのことを今後どうやって克服していくかがEVの普及を左右することだと思います。

電気自動車の種類と価格

現在、国産量産型EVとして販売されている車はわずか5種類、日産のリーフとe-NV200、三菱のi-MiEV、ミニキャブミーブ、ミニキャブミーブトラックだけで、非常に選択肢の狭い状態となっています。

 

あの世界のトヨタですらプラグインハイブリッドまでしか量産できていないのに、EVを量産車として販売している日産と三菱はある意味すごいと思います。

 

ほかにもホンダからフィットEVというものが販売されていますが、これは法人向けのリース車両、いわゆるテスト段階ということで量産型EVとして数えることはできません。

 

しかし、ここ最近トヨタが新しいEVを作ることになりました。

 

これは通常のバッテリーではなく、水素電池というものを搭載しているもので水素と酸素の化学反応によって電気を作り出し、それをモーターに流して走行するというものです。

 

とはいっても、これらのEVは構造的にはほとんど同じで、基本構造となっているモーターと電池の組み合わせで成り立っています。

 

バッテリーに関してもどの車両も携帯電話などに使われているリチウムイオンバッテリーが搭載されているので構造的に大きな違いはありません。

 

ただ、今後水素電池搭載EVがどこまで普及してくるかによっては選択肢が増えることになるのですが、トヨタでさえ地域限定のいわゆるテスト段階となっていることからもハイブリッドカーのように普及するまでにまだまだ時間がかかることでしょう。

 

現実的に見れば現在はこの5種類の中から選ぶことになるのですが、ミニキャブミーブとミニキャブミーブトラックは完全なる商用車ですので乗用車としてEVを選ぶとなると5ドアのリーフかワンボックスワゴンのe-NV200、軽自動車のi-MiEVの3種類の中から選ぶことになります。

 

価格的にはリーフで約280万円、e-NV200で約480万円、i-MiEVで約260万円が最低金額となっており、同じ車格のエンジンモデルと比べるとかなり高いものとなっています。

 

問題はこの価格差を燃料費でどこまでペイすることができるかが購入するときの目安となるでしょう。

 

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